先祖供養のすすめ

【概要】

先祖供養はおすすめです。何よりも先祖が喜びますし、子孫の運勢も良くなります。

では、先祖供養とは何をしたらいいのでしょうか。

毎日、灯明を点し、線香を立て、水とご飯を供えて、先祖に手を合わせて感謝するだけでいいのです。お墓がある人はお彼岸やお盆などの節目に墓参りを加えます。

誰でも簡単にできることです。

[注] 仏教を信仰してきた先祖を持つ人を対象に書いています。その他の宗教の方、ごめんなさい。

 

【先祖供養の意義】

先祖供養の対象となるのは、霊界に行って修行している先祖の霊です。

人に憑いたり、浮遊霊として徘徊していたり、地縛霊となっていたりする先祖は除霊して保護する対象です。

 

霊は気を吸って元気になります。

線香の匂いやごはんの気、水の気がご馳走です。

お灯明は霊界を照らす光となります。

子孫がささげる感謝の念は先祖霊の力になります。

そう、これらの先祖供養は、霊界で修行する御先祖様への差し入れなのです。

御先祖様は奥ゆかしくて、水やごはんなどはすすめられないと勝手に飲食できないようです。

ですから、ただ供物を上げるのではなく、「どうぞお召し上がりください」とすすめてあげてください。

 

親の七光りといいますが、親の七光りの元は先祖の七光りです。先祖にパワーがある家系は栄えています。先祖に感謝を捧げると先祖のパワーもアップするのです。ここぞという時に先祖霊は力を貸してくれます。家族や親戚が集まるとき、先祖供養をしている人は大切にされます。

 

【先祖供養の実際】

まず、位牌が必要です。位牌とは先祖霊にとって腰掛けや電話機のようなものです。人に憑くわけにいかないので、位牌がないと先祖霊達は困ってしまいます。

「○○家先祖代々之霊位」という位牌でその家系の先祖を一まとめにします。

 

次に仏壇が必要です。仏壇は先祖にとって霊界の家です。なお、一つの仏壇に納める先祖代々の位牌は一家系のみにします。たとえば母方や配偶者の家系の先祖を祀る場合は別に仏壇を用意します。一つの仏壇に他家の位牌を入れると、先祖はたいそう居心地が良くないのです。

 

仏壇には本尊が必要です。仏壇に位牌だけ入れておくものではありません。本尊は仏像でなくてもかまわず、おすすめなのは仏画です。御本尊はその家が信仰する宗派で決まりますが、わからなければ釈迦如来にしておくのが無難だと思います。仏教であれば、釈迦如来を尊ばない宗派はありえないからです。本尊を仏壇の高い段の中央に設置します。位牌は中段で本尊と重ならないようにどちらかに寄せて置きます。

 

毎朝、水を替えて供えます。炊き立てのごはんを供えます。水は一日中あげていても良いのですが、ごはんはある時間がたったら下げるものです。ローソクを灯します。線香に火を点けます。ごはん以外の食べ物を供えてもよいのですが、肉や魚は避けます。水の代わりにお茶を供えてもよいです。いつもでなくても良いのですが、生花を供えると喜ばれます。

 

本尊と先祖霊に手を合わせて「いつもありがとうございます」と感謝を捧げます。そして「御供物をどうぞお召し上がりください」と心で念じます。そしてお鈴(おりん)をチーンと鳴らします。

 

だいたい以上のような感じです。

 

【私の先祖供養】

参考になるかどうかわかりませんが、私の場合はどうかを書くことにします。

自分の家に仏壇を置くようになったのは父が亡くなってからでした。それまでは、実家に仏壇があるので、仏壇はなくてもいいかと思っていたのです。

その頃不思議な夢を見ました。実家の仏壇になぜか黒電話があり、かかってきたのです。私が受話器を取るとしゃがれた声が「やっと、つながった」と言いました。それは先祖からの電話だったのです。

 

そんなわけで、私は仏壇を買い、先祖代々の位牌を設置しました。その数日後に先祖霊たちが仏壇に入ってきた夢を見ました。我が家の先祖は武士だったのですが、先祖達は整然と隊列を組み、まるで入城するかのように行進して仏壇に入ってきたのです。

 

我が家の仏壇は小さくて、ライティングデスクの上に乗せています。仏壇は東向きに置いているので、本尊と先祖を拝む時は西に向かって拝むことになります。

線香は、今は多少いい線香を使っていますが、百均で買った線香を使っていたこともありました。供えたごはんは、20~30分後に私が食べてしまいます。

先祖供養にそれほど費用がかからないことがお分かりいただけましたでしょうか。

 

私は、先祖供養のついでに、いろいろな仏に感謝いたします。大日如来、釈迦如来をはじめとして、薬師如来、阿弥陀如来、千手観音、弥勒菩薩、月光観世音菩薩、普賢菩薩、文殊菩薩、虚空蔵菩薩、地蔵菩薩、不動明王、蔵王権現などなどです。次に守護霊と先祖霊に感謝します。

 

私はめったに先祖霊に願い事はしません。もしするとすれば、「今日も元気に霊界修行してください」といった内容でしょう。守護霊にはいろいろ頼み事をすることがあります。

 

ときおり、お経も読みます。忙しくて時間をかけていられない朝は「南無妙法蓮華経」のお題目や延命十句観音経など短いものにしています。先祖供養は慣れれば、それほど時間はかかりません。もっと手間をかければいいのでしょうが、それでも文句も言わない御先祖様はありがたいです。