夢というのは、脳が記憶の整理をしているのだという説明を読んだことがあります。いわばパソコンのハードディスクのデフラグのようなものですね。
ところが、自分が記憶していない事が出てくる夢を見ることがたまにあります。
そういう夢の印象は強くて、後々までずっと覚えているものです。
今回は私が数年前に見た悪魔の夢のことをお話ししましょう。
ある日、亡くなった父が夢枕に立ちました。
父いわく、「霊界の税金が戻ってくることになった。」
私は父の話を聞いています。
父: 「税金の還付を受けたければ、悪魔から財布を買え。」
「金はここにある。」
そう言って、父はテーブルの上に乗せた三種類の札束を示しました。それらは、1ドル札くらいの大きさで、まるで子供銀行のお札のように見えました。
私: 「このお金は初めて見るけど、本当に使えるの?」
父: 「大丈夫だ。」
そして父はこう言いました。
「悪魔はいつ来るかわからない。だが、必ず来る。」
それを聞いて私は一旦部屋を出ると、すぐに戻りました。
すると、父の姿は消え、そこに悪魔が立っていました。
悪魔は若い娘の姿をしていました。
細くて白い顔。
髪型はショートボブにしていて、燃えるような赤毛でした。
そして、目が尋常ではありませんでした。
黒目も白目も緑がかった水色に光っていました。
それで、一目で悪魔だとわかりました。
悪魔は礼儀正しかったです。
向こうから先に名乗ってきました。
悪魔:「はじめまして、私が悪魔です。」
私は悪魔とは初対面であったことに安心しました。
不思議といやな感じはしませんでした。
私: 「はじめまして。」
悪魔:「私がなんで来たかわかりますか?」
何か言おうとして、そこで目が覚めました。
私はこのとき、悪魔なる存在が居ることを実感しました。
そして、霊界の税務を悪魔が担当していると知って、妙に納得したものです。
それから今日まで夢に悪魔が出てくることはありません。
以上は、何の根拠もない夢の話ですので、気にしないでください
夢占いをする人は何か解釈できることがあるかもしれません。