過去世のリーディング②声相

 声から本人にまつわるいろいろな情報がわかるということを「声相学入門」で紹介しました。

 あるとき、ボイストレーニングを受けていたことがありました。指導してくれた方がなんと声から過去世を読める方でした。その時の話です。

 

 その方が弾くピアノの音程に合わせて「あー」とか「うー」とか「おー」とか発声をするのですが、突然、彼女が「ふむふむ面白いものが見えてきたぞ」と言い出しました。それでまた、言われるがままに母音の発声を続けました。その結果見えてきた私の過去世は以下のようなものでした。

 

ある・たいるはあるとき、日本の修験者であった。雨を降らすことができた。また、薬草による薬作りが得意で、虫を使った薬作りは仲間うちで卓越していた。修験者となって笈を背負って虫を探して山を歩いている姿が見えた。また、あるときは剣の達人だったが、人は斬らなかった・・・。

 

 たしかに、私は修験道に惹かれます。理屈でなくて験(げん)といいますか、実際に効果が出る方法や実用的なことが好きでして、宗教でも哲学的な教義より行の実践に惹かれるのですよ。

 私は山登りが好きで、北海道の夏山に日帰りで登ったものでした。それも単独行が多かったです。ヒグマには会いたくないですが、一人で山に入ることは別になんとも思いません。私は必ずしも無口ではありませんが、山で一日中しゃべらないでいることは平気です。

 ただ、山には神も魔物もいると思っています。ですので、入山する際には山の神様によくお祈りをしてご挨拶するのでした。それと、必ず明るいうちに下山するようにしていました。

 私は普段もリュックサックを背負って通勤していて、笈がリュックに変わったのは全く違和感がありません。

 ですが、請雨法については全く覚えていません。また、薬草についてもゲンノショウコ(験の証拠)がどれだか、今ではさっぱりわかりません。必要があれば思い出せるような気がするのですが。

 

 その他に彼女は、私の家系や父に関する問題点や、一族の中の私の役割などについてもリーディングをしました。具体的な話は省略しますが、その内容が正鵠を射ていたことにびっくりしました。

 

 今回も、私の過去世云々は単なる具体例であって、声相からそのような情報を読み取れたということが言いたいわけです。

 なぜ、声から過去世がわかるのでしょうか。

 声の波動の中にフーリエ変換というかフラクタルというか、そのような感じで情報が畳み込まれているのでしょう。そして、読む方は一種の瞑想状態になって映像が見えたり言葉が聞こえたりするようです。

 そんなことがあって、人の声の波動というものが不思議に感じられるようになったのでした。