
西宮神社は兵庫県西宮市にある神社です。
阪神電鉄本線の西宮駅の南西に位置しています。
2015年1月末に西宮神社に参拝しました。
境内の東南に表門があります。
十日えびすの時にここから福男が疾走するのです。

参道を曲がりながら北西に進むと拝殿が見えてきます。
拝殿の北側の奥には本殿があります。
本殿は三連春日造という構造で、東側の第一殿にはえびす大神、中央の第二殿には天照大御神、大国主大神、西側の第三殿には須佐之男大神をおまつりしています。
背後はえびすの森です。

拝殿は丹塗りの柱も鮮やかで、竜宮城もかくやといった趣です。
西宮神社は平安時代には廣田神社の摂社であったそうです。

ヱビス様と称する神には二系統あります。蛭子(えびす)大神と事代主神です。
【蛭子大神と西宮神社の由来】
古事記によれば、伊邪那岐命と伊邪那美命が結婚して最初に生んだ子が水蛭子(ヒルコ)であり、この神を葦船に入れて流し去ったといいます。
(蛭子大神様、おいたわしや。)
時代は下って、鳴尾の漁師が海から蛭子大神の神像を引き上げ、これを西の方の宮地に遷してお祀りしたのが西宮神社とのことです。
【西宮神社の功徳】
いわずと知れた商売繁盛の神様です。
航海安全、豊漁の功徳もあります。
親和力、浸透力、柔軟性といった水に関係する働きが基盤としてあり、天照大御神の荒魂の力でそこに方向性や突破力が加わります。

拝殿の南側に神池があり石積みがしてあります。
ここも西宮神社のラッキーポイントでしょう。
小さな滝があり、水が流れています。
伊勢神宮遥拝所もあります。
ここでしばらくぼうっとして過ごし、西側の茶屋で一服してから帰りました。