映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」:実用的なラブストーリー

原作:有川浩

監督:三木康一郎

配役: 高畑充希(河野さやか)、岩田剛典(日下部樹)

 ほっとする映画を見たくて、今回は人気の「植物図鑑」にしました。

 

【途中までのあらすじ】

 主人公の河野さやかは不動産会社に勤める25才のOLです。ある冬の寒い日、さやかが酔って外に買い物に出ますと、若者が行き倒れになっておりました。若者はさやかに助けを求め、さやかは食事を与え一晩泊めて助けてあげました。酔った勢いでそうなったのですが、翌朝起きてみれば、朝食が作ってあり、若者をよくよく見ればいい男です。それでさやかは同居をすすめ、イツキと名乗る若者は半年の約束で同居をすることになりました。

 イツキはコンビニで夜勤のバイトを始め、バイトの収入で二台の自転車を買いました。週末になると二人は郊外へ出かけ、食用になる野草を採って帰り、料理を楽しみました。イツキはさやかにいつもおいしい弁当を作ってくれました。イツキは最初は単なる同居人だったのですが、共同生活をするうちに二人は惹かれていき結ばれます。しかし、この幸せは長続きせず、半年後にイツキは連絡先を知らせることなく失踪してしまいました・・・。

 

【配役は】

 主演の高畑充希は24才。目がくりくりしてかわいいです。とと姉ちゃんとはずいぶん印象が異なり、等身大のOLを好演していました。相手役の岩田剛典は、物知りな草食系オタクと自然採取する野生児という相反するキャラクターをうまくまとめていたと思います。その他、今井華がイツキに恋心を寄せるコンビニのスタッフ役、宮崎美子がさやかの母役、ダンカンがさやかの勤める不動産会社の上司役でした。

 

【映像は】

 この映画の映像は淡い色彩のパステルカラーを使いソフトフォーカスで撮影されています。それが二人の若い男女の恋物語とマッチしていて効果的でした。なお、この映画では人のオーラがよく映っていました。屋外のシーンや部屋のシーンで高畑充希のオーラは明るくよく見えたものです。

 

【教訓】

 このラブストーリーから得られる教訓は何でしょう。

イケメンは有利

 行き倒れになっていても、イケメンは有利です。本来ならば、倒れていた男ががばりと起き上がって自分の膝に手をついてきたら、びっくりして腰が抜けてもいいほどですが、さやかはけらけら笑いました。そしてイツキを泊めました。そのあたりのさやかの対応は不思議でしたが、相手がイケメンなればこその展開なのでしょう。

料理と弁当を作ると喜ばれる

 手料理がおいしくて、毎日おいしい弁当を作ってくれるのは、男女を問わずポイントが高いです。

一緒に食べると親密になる

 一緒に食事をするとその人と親密になります。それを繰り返すことで、親愛の情が増します。

食べられる野草がある

 春から夏にかけて食用になる野草を採り行くのが二人のお金をかけないデートでした。野草にはほろ苦いものが多いのですが、おかずにすると薬味のようなアクセントになります。

 ニラと水仙の葉はよく似ていて、水仙には毒があるので要注意です。たまにノビルと水仙を間違えることがあるようです。

 野草でお腹をいっぱいにするのは難しいように思います。その点は野菜と米のありがたみを感じます。若者の食事としては、もっと豆類と魚があると良いと思いました。