映画「家族はつらいよ」:妻には言葉をかけましょう

監督:山田洋次

出演:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、林家正蔵、中嶋朋子、妻夫木聡、蒼井優

 

【あらすじ】

 主人公の平田周造(橋爪功)は息子二人と娘一人の親で、会社を定年退職して悠々自適の身。家には妻、長男夫婦と孫二人、次男の七人が同居しています。ある日、周造は45年連れ添った妻の富子(吉行和子)から突然離婚したいと言われてびっくり仰天します。平田は元モーレツ社員でいささかデリカシーに欠けるところはありますが、離婚の原因として思い当たる節がありません。「お父さん」と「お母さん」の突然の離婚話に長男夫婦(西村雅彦、夏川結衣)と長女夫婦(中嶋朋子、林家正蔵)も驚き、家族会議をすることになりました。

 同じ日にピアノの調律師をしている末っ子の次男の庄太(妻夫木聡)が看護師をしている間宮憲子(蒼井優)を結婚相手として家に連れてきます。フィアンセを紹介する日が家族会議と重なってしまい、お父さんを中心に騒動が持ち上がります。

【感想】

 この映画は安定した面白さがあります。役者がうまくて安心して見ていられます。見ていて何度も何度も吹き出してしまいました。それでいてほろりとさせられる所もあります。

 それにしても、主人公は絵に描いたような頑固で豪快で酒飲みで遊び好きな退職者。妻への思いは言わなくてもわかってるはずと考えるタイプ。妻への思いは言葉に出して言わなきゃダメなのよと言われます。このあたりは参考になるところです。それと、靴下を裏返して洗濯に出さないように気をつけねばと思いました。熟年離婚を防ぐためには、夫は家事はなるべく手伝い、妻の話をよく聞くのが良いのでしょう。また、夫は退職しても家にずっといるのではなく、人と交流できるような趣味を持って外出するのが良いとも思いました。