リオ五輪の八月

 一年の中でも二月と八月は経済が停滞して動かない時です。お盆の時期、終戦の日となると特にその感が強いです。特に今年の八月は猛暑ですし・・・。

 今月はイチローの大リーグ通算三千安打達成やら、高校野球、プロ野球、サッカーなどスポーツ界がいろいろと盛り上がっています。

 そして、リオデジャネイロ・オリンピックです。四年に一度のスポーツの祭典で人間はどれだけ速く、高く、強く、美しくなれるのかを見ることができます。

 オリンピックは前半戦を終わりましたが、今回は日本がメダルラッシュに沸いています。柔道は前回のロンドン大会と比べて強かったです。競泳、体操はさすがでしたし、テニスの錦織は96年ぶりのメダルを日本にもたらしました。卓球、バドミントン、レスリングも見事でした。(18日追記)

 この日のために選手達は四年間練習してきたわけですが、テレビで見ると、競技は一瞬という感が強いです。その一瞬のために、選手もコーチもどれだけの努力を積み重ねてきたことでしょうか。選手の現役生活の長さを考えると、オリンピックでその雄姿を見られるのも2回から3回までしょう。もちろんオリンピックに一回選考されるだけでもすごいことです。若いうちは元気だが経験がないし、経験を積むうちに肉体は消耗していきます。そんな中で強さを保ってオリンピックで連覇するのはすごいことです。 今回は、いろいろな意味で選手の世代交代を感じました。オリンピック初参加の若手がメダルを取る一方で、何回もオリンピックに出たトップ選手が今回が最後と表明しています。ともかく、贅沢なスポーツ大会です。

 

 たいていの競技は素人が真似できなくて見るだけなのですが、自分も体験したスポーツは共感しながら見ることができ、トップ選手のすごさを実感します。昨夜は女子マラソンを見ました。マラソンは一般市民でもできる競技です。とはいえ、オリンピック選手は私の倍の速さで走るのですが・・・。(爆)

 それにしても、高速化した現代のマラソンは最初からトップ集団について行かねばメダル争いをするのは難しいように思います。どこでスパートするかという駆け引きもマラソンの見どころですが、トップ集団にいないことにはそれが映ってきません。当日のリオは日差しが強くて暑そうでした。炎天下のマラソンは体力を消耗するものです。今のマラソンはケニアやエチオピアのアフリカ勢が強いですが、ケニアもエチオピアも高地にあり比較的涼しいそうです。今回はケニアのスムゴング選手が優勝するなどアフリカ勢が上位を占めましたが、暑くても速い人は速いといえそうです。次回の東京大会は7月から8月と暑いさなかに行われますが、猛暑日となったらマラソンは過酷なサバイバルレースになることでしょう。ちなみに、前回の東京オリンピックは10月に行われたので、暑さは問題にならなかったのですね。

 

 リオ五輪の八月は表面的には物事が停止しているように見えますが、変化する世の中の変曲点の時期のように思えます。オリンピックが終わると休戦状態であった国際政治が動き出すでしょう。また、個人にもいろいろな変化があるのではないかと予想します。まずは夏バテしないように英気を養って準備したいものですね。