ドラクエの序曲を聴き比べる

 今回は、すぎやまこういち作曲のドラゴンクエストの「序曲」を色々な楽器で聴いてみましょう。この曲はワーグナーのマイスタージンガーに似ているのですが、ドラクエの方がスピード感があり現代的です。この曲を聴くと脳内がゲームモードにリセットされる人も多いのでは。

 

 なんで、この曲を選んだかという理由ですが、青空エールという映画を見て、トランペットの輝かしい音を聞きたくなったからです。トランペットで高い音を綺麗に出せるのは上手い人だそうです。まずは、磯部由佳さんの模範演奏を。

 厚みを増して金管五重奏ではどうでしょうか。演奏者の方々は皆うまくて聞きごたえがあります。編曲でもいい味を出しています。テロップの遊び感覚が秀逸。

 この序曲の前奏部分は華麗でいい感じです。そこに注目してピアノで聴いてみましょう。

 「にとまいこ」さんのドラクエⅤの模範演奏です。

 同じ曲でも楽器によってずいぶん違った雰囲気になって面白いと思いました。それで、弦楽四重奏を聴いてみたのですが、これが実に良いです。演奏は「クァルテット パパス」ですが、この人達は息がぴったり合っていてすごくうまいです。チェロが良く効いています。これはずっと聴いていたい。

 それでは、この曲を吹奏楽で聞くとどうでしょうか。「ブラス・エクシード・トウキョウ」は上手で安心して聴けます。吉田行地指揮。正統的で端正な演奏だと思います。

 様々な音色でアレンジができる、「楽団一人」というべき万能楽器がエレクトーンです。色々な演奏がありましたが、「がおーくまたん」がアップした演奏が原曲の世界を大切にしていて、好みでした。

 それでは、ソロギターでシンプルに聴いてみましょう。この演奏はギターの音色がいいです。

 エレキギターの速弾き教則本で「地獄のメカニカルトレーニング」というものがあるようです。何人もがこれにチャレンジしているのですが、これも個人的な好みで「ギター弾いてみたまとめby竜の騎士さん」の演奏を選びました。この人もテクニックが達者です。感動的なフィナーレは一連の試聴の終わりを飾るにふさわしいものです。