石清水八幡宮に詣でた日

 2015年12月12日に京都府八幡市の石清水八幡宮を参拝しました。この神社は男山の頂上近くにあります。京阪電車八幡市駅で降りて、ケーブルカーに乗ると速く行けます。

 ここは歴史ある古社です。石清水八幡宮は軍神として源氏一門の崇敬篤い神社でした。ここで元服した源義家は八幡太郎義家と名乗り、強弓を武器に大活躍をしました。

 徒然草では、麓の高良神社を石清水八幡と間違えて詣でた法師の話を吉田兼好が書いていました。

 男山は大阪と京都の境であり、桂川、宇治川、木津川の合流点に位置しており、対岸の山崎との間で川幅が狭まっています。古来よりこの地は軍事上の要衝でした。南北朝の戦乱や、戦国時代の山崎の合戦、幕末の戊辰戦争に至るまで男山および山﨑の天王山の周辺で度々戦いが起こりました。

 高師直は南朝を攻めるにあたって男山の合戦で石清水八幡宮を焼き払ったそうです。それは勝利のためには手段を選ばない、神をも恐れぬ罰当たりな行為でした。足利幕府の実権を握った高師直でしたが、その権勢は長く続かず、後に一族と共に殺されてしまいました。

 御祭神は八幡様、すなわち応神天皇です。

また、比咩大神(ひめおおかみ)、母神である神功皇后も合祀されています。比咩大神とは、多紀理比売命・市寸島姫命、多岐津比売命の宗像三女神を指します。

 山上には優美な丹塗りの社殿があります。この山の中腹に泉が湧いていて、石清水の名の由来です。男山の周囲に竹林があり、エジソンがこの地の竹を電球のフィラメントに使ったそうです。

 岩清水八幡は疫神斎の神符を毎年送ってくださるありがたい神社です。勝負に勝たせる神である八幡様の御力を是非いただきたいものです。