ボルダリングを体験

【なんとなくボルダリング】

 今日は札幌周辺は雪が降り、のちに雨に変わりました。こんな日はインドアで遊ぶに限ります。それで、以前から気になっていたボルダリングをしてみることにしました。ボルダリングとはフリークライミングの一種で、ロープを使わない低い高さの岩登りのことです。近頃、室内で人工の壁を使ってボルダリングができる施設が増えてきました。その場合、ホールドという突起に手足をかけて登ります。

 思えば昔、私は幼児の頃に6~7メートルの石垣をよじ登っていて、途中で近所のおばさんに制止されて悔しい思いをしたことがありました。また、小学生の頃は雲梯やジャングルジム、登り棒でよく遊んだものでした。私は身軽な子供の頃は結構サルだったのです。それが大人になって体が重くなったらすっかりよじ登ることから遠ざかってしまいました。しかし、マラソンをするようになって体重が最盛期から7kg程軽くなったので、なんとなくちょっと高い所に登ってみたくなったのです。

 

【いざボルダリング】

 札幌市内のとあるボルダリング施設に行き、初心者体験レッスンを受けてみました。レンタルのボルダリングシューズに履き替え、滑り止めの粉をもって会場に入りました。同時にレッスンを受けた人は5名。ストレッチをしてからインストラクターの説明を聞きました。

 ボルダリングでは難易度ごとに使うホールドが決まっていて、その種類のホールドのみに手足を掛けて登ります。スタート地点のホールドに両手を掛けてスタートし、ゴール地点のホールドに両手を掛ければそのコースの課題終了です。クライミングのこつは三つで、ホールドをつかんだ腕を伸ばすこと、つま先でホールドに立つこと、手足の三点で体を支持することでした。それから、レッスンを受けた人が交代でクライミングに挑戦しました。壁の高さは4~5メートル位でしょうか。

 やってみると、難なく登れました。簡単なコースだったせいだったでしょう。簡単なコースではホールドが取っ手のようになっていて深く指を掛けることができます。降りるときにはどんなホールドを使ってもよく、ある程度下に降りてから飛び降ります。

 それから解散となり、各自自由に登ることになりました。なお、会場は撮影禁止なので、写真はありません。

 

【本能を呼び覚ますボルダリング】

 簡単なコースを選んで、いくつか登ってみました。自分で登るには意外と頭を使います。すなわち、交互に手足をかけるホールドを選んでいかねばなりません。手を掛けるホールドは見やすいのですが、足を掛けるホールドは上からは見にくいので、ホールドの配置を覚えていなければなりません。ですので、登る前に下からホールドをよく観察して作戦を練る必要があります。降りるときの方が登るときより難しい印象を受けました。上級用コースのホールドは指がかかりにくいようになっています。一度、降りるときにホールドから指が外れて背中から落ちました。下には厚いマットが敷かれていて、低い位置からだったので、全然大丈夫でした。

 休み休み登っているうちに、サルの本能がよみがえってきて面白く思いました。しかし、1時間と持たずに、指と腕が疲れてきて力が入らなくなってきました。それで、休みながら回りの人を観察しました。20~30人位いたでしょうか。若い人が多かったです。女子も何人か居ましたが、全員ボルダリング野郎の彼女でした。たまに私のようなおじさんも見かけました。

 それにしてもボルダリングとは、自己責任の個人技の種目です。サル系の本能だけでは難しく、頭を使う要素がありました。忍者系ともいえるスポーツで、それなりに筋力も必要です。オーバーハングの壁は難易度が高く、ボルダリングは極めると深いものがあるように思いました。