榛名神社

埼玉から群馬に入ると、北方に二つの裾野を長くひく山が見えてきます。

西側が榛名山、東側が赤城山です。

どちらも山頂近くにカルデラ湖を持つ似たような山ですが、雰囲気はずいぶん違います。

榛名山の方が明るくて開放的な感じを受けます。

 

さて、この榛名山の山頂近くの南西側の斜面に榛名神社があります。

榛名神社の御祭神は火産霊神(ほむすびのかみ)、埴山比売神(はにやまひめのかみ)の二柱です。

これらの御神名は日本書紀の表記です。

古事記ではそれぞれ、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)、波邇夜須比毘売神(はにやすびめのかみ)に対応します。

火産霊神は伊邪那美神が生んだ火の神です。この神を生んだために伊邪那美神は亡くなりました。そして火産霊神は怒り悲しんだ伊邪那岐神によって首を斬られてしまいました。

一方、埴山比売神は伊邪那美神の屎(くそ)から生まれた土の神です。

これらの神々は火山と溶岩・火山灰を象徴しており、まさに榛名山のパワーそのものでしょう。

榛名神社の創建は用明天皇元年(586年?)といいます。すると、1400年以上も昔のことです。

 

随神門を過ぎると右側に深い谷を見ながら参道を登っていきます。東側に岩場には細い滝川が望まれます。

 

しばらく行くと奇岩がそそり立つ場所があり、そこが榛名神社の境内です。

石段を登り双龍門をくぐります。

本殿の背後にご神体のお姿岩があります。

榛名神社はパワースポットと言われています。

連休には人で大賑わいでした。

このあたりでは非常に穏やかな気を感じました。