
初めて旭川ハーフマラソンに出てみました。
当日は晴れ間が出て、最高気温は22度で走りやすい気候でした。
スタートとゴールは陸上競技場でした。スタート時の整列は記録別でしたが、誘導で少々混乱がありました。
コースは陸上自衛隊の駐屯地、石狩川河川敷、旭橋、常盤公園、牛朱別川河川敷を経由するもので、変化に富んでいて飽きることはありません。
写真は自衛隊駐屯地ですが、自衛官に応援されますと体内にアドレナリンが多く出るような気がしました。駐屯地の北側と西側の道路は石狩川まで緩やかな下り坂になっています。そこはペースを上げていい所でしょう。

旭川ハーフマラソンのコースは楽しいのですが、記録を出すのには向いていないように思います。その理由は随所に折り返し地点があり、その前後は道幅が狭くて人が混雑して追い抜きにくいからです。スタートしてから外の道路に出ていくまでの約1kmも混雑していました。また、河川敷の前後に急な坂道があるのもきついです。
ただ、旭川は全般的に路面の荒れが少なく、この点は走りやすかったです。
写真は遠くに旭橋を望む石狩川河川敷です。

写真はいよいよ旭橋を越える所です。
後半となると、同じスピードで走る人で周りのメンバーが揃う傾向があります。
一人で走るよりは人と競争する方が記録は伸びます。人を追うか、人から逃げるか。
今回は、あるおじさんから逃げる展開となりました。その人は大股で走り、靴が路面をこする足音と呼吸音がうるさいのでした。フォームではなく根性で走るタイプ。その人は背後から来て私を追い抜こうとするのですが、その人に前に行かれると私が走りにくいのでした。それで、彼が追い抜こうとすると私がダッシュして抜かせないようにしました。しばらく速く走ってから平常ペースに戻ると彼がまた盛り返してムキになって追い抜きにかかって来る。それをペースを上げて阻止する。そんなことを5・6回繰り返しているうちにゴールが近づいてきました。勝負は最後の400メートルと決めてそこでスパートする余力を残しておきました。おじさんもスパートを繰り返して疲れたようです。最後は競技場で半周差ができてマッチレースは終わりました。順位は50代で半分より少し前。人並みのタイムで走れるようになりたいという目標はクリアしたようです。
マラソンが強くなるには、途中でギアを上げてスルスルと速く走れることが大切だと思いました。その為には速く楽に走れるフォームを体得することが重要です。そして、普段から坂道走やインターバル走をするのが有効だと思いました。
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