2017年も暮れてまいりました。
私が過去2年間、見てきた映画が70本近くになりました。そこで、まとめの意味で私が見た中で評価が高かった映画をリストアップしてみました。
ブログの記事は、映画をネタに何か語りたいという動機が強かったりするので、文章の長さと内容が映画自体の出来を必ずしも反映していないことがあります。それで今回は、映画(アニメ)自体の良さを総合的に評価しました。
なお、高評価作品が必ずしもヒット作とはかぎりません。
作品は、映画タイトル(監督名)で表示します。
なお、グループ内の評価は優劣つけがたくて順不同です。
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【非常に良かった】:7作品
青空エール(三木孝浩)
君の名は。(新海誠)
聲の形 (山田尚子)
ぼくは明日、昨日の君とデートする (三木孝浩)
沈黙 (マーティン・スコセッシ)
この世界の片隅に (片淵須直)
ナラタージュ (行定勲)
【良かった】:16作品
オケ老人 (細川徹)
溺れるナイフ(山戸結希)
家族はつらいよ (山田洋二)
古都 (Yuki Saito)
植物図鑑 (三木康一郎)
シン ゴジラ(庵野秀明)
セトウツミ (大森立嗣)
ちはやふる (小泉徳宏)
殿、利息でござる(中村義洋)
ハドソン川の奇跡(クリント・イーストウッド)
ヒトラーの忘れ物(マーチン・サントフリート)
ラ・ラ・ランド (デミアン・チャゼル)
PとJK(廣木隆一)
ひるなかの流星 (新城毅彦)
美しい星 (吉田大八)
関ケ原(原田眞人)
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非常に良かった7作品は映像自体がとても美しいという共通点がありました。そして印象的なストーリーがあって感動させられました。原作に力があるものを映画でさらに発展させた感じです。重くて悩ましいテーマを持った作品もありました。
特筆すべきはアニメ作品が3つあったことです。アニメ作品では声優の力がすごく重要です。「君の名は。」の神木隆之介と上白石萌音、「聲の形」の早見沙織、「この世界の片隅に」ののんらは声を使って素晴らしい表現をしました。
良かった16作品は、繰り返して見たいと思わせる内容を持っていました。感動的であったり、単純に面白かったり、見た後の余韻が心地よかったりでした。
外国作品にはどれも日本映画にはないスケールを感じました。
まんがの実写化作品も素晴らしかったです。監督の感性が鮮烈だと思ったのは「溺れるナイフ」でした。「セトウツミ」のアイデアにはコロンブスの玉子を見たかのように驚きました。函館を綺麗に撮った「PとJK」、「ちはやぶる」のような直球勝負の青春映画も心地よく、「ひるなかの流星」のときめきシーンではハッとさせられました。
以上にあげた作品では、土屋太鳳、竹内涼真、有村架純、小松菜奈、高畑充希、菅田将暉、広瀬すず、永野芽郁らそうそうたる顔ぶれが主役を演じていて、若手俳優がスターへと駆け上がっていく途中の姿を見たような気がしました。
映画というものは3回楽しめるものです。最初は劇場で、次はレンタルで、最後はテレビで映画を見る機会があるでしょう。以上の評価は私の好みを反映したものにすぎませんが、何を見るか決めるのに参考になれば嬉しいです。
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